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PCと私。マッキントッシュ

  • 2月26日
  • 読了時間: 2分

俺が12歳くらいの時、1992年ごろの話だ。そのころの野村家はブルジョアだったから家に突然PCがやってきた。そう、Apple社の雄、マッキントッシュだ。

今では「うわ。古い。」って思うけどその当時は”うわ、なんかすっごいかっこいい”と感激したことをよく覚えている。


私「パソコンって何ができるん?」

父「やろうと思えば何でもできるらしいよ。ゲームとか?」

私「なんかすげぇじゃん!」


みたいな会話を当時はしていたことだろう。




デフォルトでついていたこのゲームをたくさんやったことを覚えている。

中でもフリップルのお店というのを弟ときゃっきゃ言いながらプレイしたのはいい思い出だ。




このパソコンは高校一年の時に不良ぶるのが大好きなO君によってシステムを破壊されて終わってしまった。(バタフライナイフとスタンガンで調子に乗るタイプ。)


彼は直せるよ!(windows95所有)って言いながらローカルのフォルダをゴミ箱に全部移し、次の瞬間に苦しそうな顔のアイコンが出てきたのを鮮明に覚えている。



こんな顔
こんな顔


今だったら「お前、本当どうしようもない馬鹿だな。だからノリで高校中退するんだよ。まぁそれが強みなんだろうけど」ってやさしく言ってあげたい。


壊れた後はうちの日当たりのいいリビングでひっそり何も言わずにずっとそこにいて、気づいたら居なくなってしまっていたんだ。



しかし高校2年生になったときくらいに例のO君がPhotoShopというソフトを俺に教えてくれたんだ。彼は得意な顔して俺に紹介してくれた。とは言っても写真にフォントを載せるという至極簡単な操作だったが当時の俺にはとても新鮮な技だった。今思えば彼が居なかったら今の俺のPC人生はなかったかもしれない。彼の家の屋根裏部屋で夜中によく遊んでいたことを思いだす。


余談だが彼は俺が適当に組んだ原付を乗りながら畑に突っ込んだことも思い出した。リアタイアがあらん方向に曲がってとんでもないことになっていた。






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