SNSは法廷じゃないっつーの
- 8月5日
- 読了時間: 2分
SNSを見ていると、某バンドのボーカルが性加害をしたという話が嫌でも目に入ってくるんですよ。
本人の謝罪文も公開され、そこから一気に状況は加速しましたな。
そして本人は凄まじい勢いで叩かれる。
匿名の人たちは、ドラクエで言えばライデインやギガデイン級の呪文を次々と放ち、
知り合いのバンドマンたちも「最低なクソ野郎だ」「見損なった」と、バギマ級の呪文を浴びせていた。
でも、just a momentだこのやろう。
謝罪文が出たからといって、その場で何が起き、どんな経緯があり、どんなやり取りがあったのかまで、本当に理解できてる人間、どんだけいるのよ。
もちろん被害を軽く見るつもりは一切ない。
ただ、「性加害」というとんでもなくヘビーな言葉だけが先行して、思考がその先にちゃんと進んでるのか疑問なのだよ。
怒りを覚えるのは当然。
けどだね、その怒りを十分な事実確認もないまま勢いで投稿し、それが大量の「いいね」を集め、「じゃあ自分も叩こうかしら!」という空気を生み出してるようにおじさんには見えた。
あの連鎖は完全な私刑フェスティバルだ。
もちろん中には、本当に怒っている人もいるだろう。
だがね、一方で、「女に危害を加える奴は許せねぇ!」と、頼んでもない漢気をSNS上で披露し始めたバンドマン達のポストも目についたのですよ。
それがマーケティング戦略と捉えるならば、まぁ、そうですかって感じでございます。
倫理パフォーマンスは、寒い。
本来、事実認定をするのは裁判所であり、SNSではない。
刑罰を与える資格のない奴らが「名誉の死刑」とも言える罰を執行する。
こえー。
もうsnsできて20年くらい経つんだからさ、
軽々に叩くんじゃないよ。
「分かっている事実と、分かっていないことを分けて考える」、そのくらいやった方がいい。
SNSは法廷じゃない。
正義が暴力になっていないか、よく考えようぜ。ったく。




コメント