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我ありなん

  • 2 日前
  • 読了時間: 1分

更新日:1 日前

少し歪んだ自転車の車輪が歌う。それが合図だ。

今日の飛行機はとても大きく飛ぶ。


必ずズレると知りながら、巻かなきゃならない時計をはめている。


戻りの悪い鍵盤に苛立ちながら歌う。


汚れたハードケース。雑に剥がれたステッカー。


センスのない詩人が綴る。

繋がらない様に、繋がる様に。


爆音の中だから、自分の声を聴き逃した。

だけど照明を浴びてたから無敵でいられた。


幻と踊るのは若さゆえ。



陽にあたっているのは、彼がいつも抱きしめているタオル。


シャボン玉を取りたいと彼は言う。


左の肩があばれる。


あゝ、それでも5年前よりはマシだ。




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